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2024. 10. 017 分

アジア人の足の特徴と靴選び:なぜ欧米ブランドが「きつい」と感じるのか

足の形には民族的な特徴があります。日本人に多い「幅広・甲高」の正体と、快適に履けるグローバルブランドの選び方を詳しく解説します。

グローバル化が進んだ現代、私たちは世界中のブランドの靴を簡単に手に入れることができます。しかし、いざ履いてみると「サイズは合っているはずなのに、横幅が痛い」「甲が圧迫されて痺れる」といった経験はないでしょうか。これは、多くの欧米ブランドが白人層の足型(木型)を基準に設計されているためです。アジア人、特に日本人の足には独自の骨格的特徴があり、それを理解することが靴選びのストレスを解消する鍵となります。

1. アジア人の足における3つの主要な特徴

  • 扇状の広がり(前足部): アジア人の足は、かかとに比べて指の付け根付近(ボールジョイント)が横に広く広がる「扇状」の形をしている傾向があります。そのため、欧米向けの細身の靴では、小指の外側や親指の付け根が強く圧迫されやすくなります。
  • 高いインステップ(甲高): アジア人は足の甲が厚く、位置が高いのが特徴です。ローファーやスリッポンのような調整が効かない靴や、シューレース(靴紐)の配置が低い位置から始まる靴では、甲が締め付けられ、血流を阻害することもあります。
  • かかとの比率: 前足部は広い一方で、かかとは欧米人に比べて小さく、直線的なことが多いです。幅広の靴を選んだ際に、かかとがパカパカと浮いてしまうのは、この「前は広く、後ろは狭い」というバランスの差が原因です。

2. 「アジアンフィット」や日本ブランドの強み

こうしたニーズに応えるため、最近では大手ブランドも変化しています。ナイキのバスケットボールシューズにおける「EP(Engineered Performance)」モデルなどは、アジア市場向けに幅広のラストを採用しています。また、アシックス (Asics)ミズノ (Mizuno)といった日本発のブランドは、数十年間にわたる日本人足型の計測データを元に設計されているため、最初から驚くほどしっくりくることが多いのです。

3. 賢い買い物のためのアドバイス

欧米ブランドから選ぶ際は、必ずアッパー素材を確認してください。伸縮性のないエナメルや硬い合成皮革ではなく、メッシュ素材柔らかい天然皮革を選ぶことで、足の形に合わせてある程度「逃げ」を作ることが可能です。また、シュータン(ベロ)が独立しているタイプは、甲の高さに合わせて締め付けを細かく調整できるため、甲高の方には特におすすめです。

結論:自分の足を肯定しよう

靴が合わないのを自分の足のせいにしないでください。それは単に、その靴があなたの美しい骨格を想定して作られていなかっただけです。アジアンフィットのモデルやウィズ(足囲)展開のあるブランドを賢く選び、一日中歩いても疲れない、本当の快適さを手に入れましょう。